アンサンブルの楽しさってここにある。
新芽の季節。
この時期、裸だった木が目覚める感じが好き。
アンサンブルの楽しさってそれぞれのピアノ年齢で違うと思います。
年齢ではなくピアノ年齢。
まだ、習い始めだったりテキストがやっと両手くらいの場合、いくらアンサンブルで片手で鍵盤ハーモニカを吹くと言ってもリズムが難しかったり、鍵盤が斜めになっている状態でピアノとは違う鍵盤の幅を『おおよそ、ここくらいだよな』って分かりながら弾かないといけないわけだから大変です。
なので幼稚園生とか小学1年生とかは弾けないくてもよいと思っています。
まわりの大きな子たちが弾いている音を自分の音だと思えばいい。
そして、その音の厚みみたいなものを体で感じてくれたら、それで花丸です。
一方、片手なんか余裕で弾けるでしょっていうピアノ年齢の子。
練習しないと弾けないわけだから、弾けることは大前提。自分がちょっとくらい違う音弾いてもいいやって思った時点で、もうアンサンブルの楽しさの半分は捨ててるわけです。
弾ける子は『達成感』こそアンサンブルの楽しさ。
弾けて動けてがちゃんとできてこそ。
全体練習のあと、自分の楽譜に自分で動きを記入してきた子がいてこういうことができる子が教室にいることに嬉しくなりました。
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