発表会にむけて・・・音楽をつくりあげる体験をさせたい




びっくりしたこと。


10周年の記念にこんな形でエコバッグを皆さんにプレゼントしたんですが、このメッセージシールの貼ってある袋、読んだあとどうします?




私は外袋にシールでついてるからそのまま捨てます。シールでついていなくても捨てると思う。






この前なんとなく、レッスンの最後に宿題を書くノートをペラペラめくっていたら、メッセージシールを外袋ごと切り取ってノートの裏にはっている子がいました。



また、外袋から丁寧にメッセージシールをはがしてノートにはっているおうちの方もいて…二人いたことにびっくりやら感動やら。




宿題ノートに私が配ったものをはっているおうちの方は何人か見たりするんだけど、この捨てるであろうメッセージまでとっていてくれるなんてすごい。




にやけましたね。





発表会の曲の練習にはいって1か月半。



両手でひけるようになって表現に入っているレッスン生もちらほらでてきました。




音楽は演奏できるようになってからがスタート。『想いのこもったピアノ』が弾けるかが魅力的な演奏につながります。この表現の楽しさを知る子をたくさん育てたい。



いろんな性格の子がレッスンに来ているわけだから『歌いながら弾いてごらん』というとのびのびと歌う子もいれば、か細く歌う子もいる。下手すると泣く子もいる。



もちろんできるように声かけはするけど、それでもやらない場合は途方に暮れるか諭すか諦める。



諦めるってどういうことって思われるかもしれないけど、どう弾きたいのか本人にないうちは無理かな。でもいつかできたらいいなとは思って教えているけどね。





そして、ピアノを習って1年くらいたっているんだけどあんまり練習をするタイプではない子がとうとう脱皮しました。発表会の曲もスタートは相変わらず練習していなくて私に譜読みから徹底的に教えられ、ちょっと怒られて、自分で頑張ることができるようになって両手の楽譜を自分で譜読みをしてきました。



今やっているテキストではやっていないGポジションだけど、ノートに音を読むときのコツをまとめて自分で読もうとする心を自分で育ててくれました。






とうとう『練習楽しい』っていうようになった。





この変化がうれしい。ずっとこのままでいれるといいけど、また戻るかもしれない。でも、発表会に参加することをきっかけに頑張る力を自分で見つけられたことは大きな成長だし、その時間を一緒に喜びたい。






そしてこの子が表現に入って、演奏する曲に歌詞を書いてくる宿題を出しました。曲のイメージを一緒に考えてメロディーにあう歌詞を考える。そしてこれを心をこめて歌いこみます。その歌がピアノにのるようになったらまた脱皮。





どこまでできるようになるか期待はふくらむばかり。



鹿児島市吉野町のピアノ教室  | おんがく教室 オトノ葉

「いつもそばに音楽がある」をコンセプトにしたおんがく教室・・・。一人ひとりの想いを大切に、ピアノの技術はもちろんのこと、楽譜を読む力や音楽を表現するための感性も育みます。

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