みやま音楽塾の修了演奏会
最近ピアノが上手に弾けるようになったら人に聴いてもらいたい。
家族に『ちょっと上手になったから聴いて』って言って『どうだった?』ってワクワクした気持ちで聴くと『うーん。上手になったけどもう少しだね』って言われた。
弾けないのに耳だけ鍛えられている・・・
先日教室の子が『先生、お時間があれば聴きに来てください。』って渡された演奏会のご案内。
みやま音楽塾。
みやまコンセールという霧島の自然豊かなところにあるホールの自主事業であらゆる楽器や声楽の個人レッスン、音楽理論、舞台裏など幅広く学べる塾がもう7回も行われています。私も初めて知りました。
行きたいと思って自分で親にお願いし、毎回のレッスンは1時間以上かけてバスで通っていたと聞いて『もっと音楽を知りたい』と行動にうつす姿に感心しました。ホルンで参加していたんだけど、ピアノも小さな時から本当に頑張り屋さんで、教室のオープン月から通ってきてくれています。もうすぐ10周年なんですが、この子とともに過ごしてきたと思える一人です。
『おんがく教室 オトノ葉』という教室の名前を決めたとき、なぜ『ピアノ教室 オトノ葉』にしなかったのかというと私の中にはこだわりがあって、『ピアノを通してあらゆる音楽に興味をもち、音楽の広がりを体験してほしい』という想いがあったから。だからこそ、この子のようにいろんな音楽にチャレンジし、その演奏会に誘ってもらえるのは本当にうれしい。
そういえば、小さな頃も教室のイベントにもたくさん参加してくれていたなぁって懐かしく思い出しました。
一番覚えているのは教室も小さい子が多い頃は夏休みに楽器作りのイベントもやっていて(夏休みの工作の宿題になる…ただし、同じものを提出する子がいる…)レインスティックを作ったんですが、おうちに帰ってからクオリティの高い2個目を作るっていう子。そういうストイックさも大好き。
その想い通り、たくさんの音楽に興味を持ち、練習が大変なのにもかかわらずそれさえも楽しいと思える心をもってチャレンジしてくれる姿に心の底から嬉しくなりました。
音楽の経験値の違う中学生から大人まで参加していて、レッスンを通して先生から学び、同じ楽器をしている友達から学び、一緒に音楽を作り上げる経験は本当に価値のある豊かな時間だったと思います。
知らない人たちと始める音楽って刺激しかない。私も冬くらいから始めているんだけど楽しさと刺激しかない。音楽はやっぱり希望だなって感じました。
演奏会の曲についても言いたいことがあるので(どれだけ…)また次のブログで。
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