春の祭典 学級合唱コンクール
スマホ決済がメインになりつつあるこの頃。
財布を忘れてもスマホを持っておけば大体買える。
数年前、うどん屋さんに入ってうどんを注文して『さぁ食べよう』とハンカチを出すために何気なくバッグを見たら財布を車の中に忘れてて…。そして、車も結構離れたところに駐車したので取りに行くと往復20分くらいはかかる。
目の前にはまだ食べてはいないけど、注文したうどん。
こんな状況になるとプチパニック。
店員さんに『お財布を車に忘れて取りに行くので、絶対帰ってくるからこのままうどん置いといてください。』と言って走って取りに行きました。
お店に帰って『ご迷惑をおかけしてすみません』っていうと『うどん、のびたので作り直しますよ』って言ってくださって。親切。
それ以来、手帳の中に5000円、あらゆるバッグの中に3000円を入れっぱなしにして過ごした数年。
もうスマホがあるから大丈夫と全てのお金を回収しました。(どうでもよい報告)
このクラスにはうちの教室の子が二人いて一人がコンクール曲の伴奏をしていました。昨年度は1段譜読みするのにも時間がかかっていましたが、今年度は自分で譜読みも終わらせていいタッチで弾けていました。なかなか曲にあった表現ができるようになり成長を感じた伴奏でした。そして、学校の代表になり春の祭典出場。
12月末になってもう一人の子が『合唱の伴奏を見てもらえませんか』ってレッスンに持ってきました。後日、伴奏予定だった子に話を聞くとその子にとっても大切なことと日時が被ったみたいでした。
がんばって練習したけど自分にとって大切なものを優先することも、その子の代わりに伴奏を練習してコンクールに向けて練習した子も、うちの教室の子としてとっても誇り。お願いする立場の子もきっと悩んだろうし、急に伴奏することになった子もできるか不安ではあったと思うけど、自分のできることをがんばれる力って素敵だなって思いました。
そして、そんなことも知らず演奏会前日にその子が伴奏することになったと聞いてあわてて伴奏をレッスンで仕上げて。
講評用紙に『ピアノ伴奏のグルーブ感がよかった』って書かれたと喜んで教えてくれました。
二人とも中学生になってもこうやってピアノで活躍してくれて自分の強みとしていろんなことにチャレンジしてくれる姿をみて嬉しくなりました。
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