一人で旅にでた


7月の初め、一人で旅に出ました。それも4日間。


もう、何をするにもある程度自由にできる状況になり、翼を広げ始めました。まだツバメくらいの羽だけど、自由に味をしめて数年したら鳳凰くらいになりそう。


一人旅の大きな目的地はここ



長崎


一番の目的は大学の頃に教えて頂いていた先生のレッスンを受けること。


大学の時はバイクで行っていたんだけど、今回は徒歩。レッスン前にクタクタになりました。この坂道を真夏に登った自分を褒めたい。







45度くらいありそうな坂道を5回くらい止まりながらやっと登り、見上げると次はこの階段。





私の結婚式以来の先生との感動も束の間。

「しんどい…。クーラー浴びさせて下さい」

行くまでに全ての力を使いきりました。この坂道地獄こそ長崎。



全く変わらないレッスン室で、全く変わらない先生のエネルギーあふれるレッスンを受ける事ができて、もう楽しくて仕方がありませんでした。



一方、先生は私がバリバリの現役ではないことを忘れているのか本気モード。

「ここはc mollから移調していくでしょ」
「親指がうるさいから、タッチをこうしなさい」やら

最終的には「レッスン録音しなさい」

と言われて3時間のレッスンを録音し、自分の戒めのために時々聞いてニヤけています。


3時間のレッスンがあっという間なくらい楽しく学んで、いろんな基本をやり直そうと心に誓った時間になりました。

「ゆっくり練習して、丁寧に響きを運んで、またおいで」

と宿題も出された。


「ゆっくり練習」は私もすごく子どもたちに言うので、言われた時「言っていること言われた…」って複雑な気分。でも、先生に大学の時と変わらない妥協を許さないレッスンをして頂いて(先生の中では妥協しまくっていたと思うけど…)頑張らないといけないことまだまだあるなと思うことでした。何よりも楽しかったし、違う視点でアドバイスをもらえて学びたい意欲を掻き立てられました。



あと、どうでもいい感想だけど、うちのレッスン生はまだ小さな子が多いので音名をドレミで伝えているんだけど、先生がドイツ語でaisとか言うとピンとくるのに時間がかかった
( ・∇・)
言わないと忘れていくから、最近は大きな子で理解している子にはドイツ語。どうでもいい変化だけど、ちょっと音楽やってます感があがるでしょ。




次の日は大学の同級生と会って思い出巡り。


今回の一人旅。1番の驚きは県民割&ワクチン3回目で2000円クーポンももらえて3100円で朝食つきで泊まれた。実質1100円。大丈夫なのかな…コロナ明けの日本。





鹿児島市吉野町のピアノ教室  | おんがく教室 オトノ葉

「いつもそばに音楽がある」をコンセプトにしたおんがく教室・・・。一人ひとりの想いを大切に、ピアノの技術はもちろんのこと、楽譜を読む力や音楽を表現するための感性も育みます。

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