オトノ音 メッセージカードっていいよね


言葉の力




マイナスにもプラスにもなります。



最近は電話で話をしたり会って会話をする機会より、メールやラインによるやり取りが多くなって自分の意図しない伝わり方をしてしまったり、相手の言葉の使い方に裏の言葉を感じて落ち込んだりすることもあります。だからこそ、気をつけないとって感じる。



今回のオトノ音では自分以外の人に演奏を聞いてメッセージカードを書いてもらいました。




最初のごあいさつで『演奏をきいて感じたことを書いてください。もちろんここはこうだった方がよかったねというアドバイスも書いてくださっていいです。ただ、もらった人が笑顔になるような文にしてください。』とお伝えしましたが、そんな言葉必要なかったくらい、今回の参加者はみんなあたたかい言葉を書いてくださいました。




全てをお伝えすることはできないけど、いくつか心に残ったものをご紹介します。




『はねて踊っているように、ゆかいでとても楽しかったです』




子どもの書いたメッセージ。曲の題名だけをきいて、曲から感じるイメージをたくさんの言葉で表現できていることに感心しました。


フォルテは強くという意味ですが、どんな強さなのか・・・力がみなぎっている感じか、遠くに伝えたいような強さか、苦しい感情があふれている感じかなど『強い』の意味の中にどのようなイメージをもてるかって大切だけど、まだまだ小さな子がたくさんの言葉を使って曲の感想を書いてくれたことに感動しました。



『まだ小さいのに両手でひけてすごいね!楽しい曲だったよ』




年中さんの演奏に対するメッセージ。初めて人前で弾く日だったので、もうガッチガチで一言もしゃべらない状態でしたが、私にとってはまだまだ小さいと感じているの子が優しくお姉さんお兄さんのようにメッセージを書いてくれたことがうれしくなりました。


小さな子どもたちに対するこういうメッセージが多くあって、小学生組の成長も感じました。




『強くてしなやかな女性の立ち上がる感じが伝わり大変感動いたしました。迫害が終わり、世界が平和になるように祈りながら聴きました』




私の演奏したアラジンの中でジャスミンが歌っている『スピーチレス』での感想。


もうグッときました。メッセージを書いてくださった方の想いにピアノを演奏する価値みたいなものを頂いた気持ちです。




メッセージカードはレッスンで渡しました。ぜひ、みんなの明日への力になーれ!

鹿児島市吉野町のピアノ教室  | おんがく教室 オトノ葉

「いつもそばに音楽がある」をコンセプトにしたおんがく教室・・・。一人ひとりの想いを大切に、ピアノの技術はもちろんのこと、楽譜を読む力や音楽を表現するための感性も育みます。

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