みやま音楽塾 修了演奏会 演奏曲は私の過去
あたたかくなって春の気配。
庭の木々が新芽を出している姿を見ると笑顔になります。
そのくらい木が好き。
まずみやまコンセールが高校の卒業演奏会で演奏したステージ。まだできたばっかりだったと思うけど、大きなステージにドキドキしながらブラームスを弾いた若い頃。
最初のステージは合唱『春に』
みやまコンセールは緞帳がないオープンスペースのホールなんですが、歌声が天井から降り注いでくるように聴こえました。また、照明も素敵でホールの中なのに森の中にいるような神秘的な気持ちになりました。
『この気持ちはなんだろう』という歌いだしが大好きで、心の葛藤というか矛盾というか自分でどうにもならない想いがエネルギーとなってゆらいでいく歌詞がすてき。私が大学の頃、教育実習で担当したクラスの合唱コンクールの自由曲だったので懐かしさにジーンときました。気づくと一緒に歌ってた。
そしてホルン6重奏。高校生と一緒にステージに立っている姿は堂々としていてホルンのあたたかい音色に癒されました。楽器の経験年数もそれぞれ、そしてこの塾でしか合奏の練習はできない中で本当に素晴らしいステージだったと思います。ホルンは私も小学校時代ずっと金管バンドで担当していました。
ピアノはハンガリー舞曲を連弾していたんですが、これも中学校の頃に発表会で弾いたことがあってテンションあがりました。膝の上で一緒に弾いた。
第2部のステージは吹奏楽の演奏。
先生方や賛助出演の方も入り久しぶりの合奏の音色に感動しました。エールマーチというコンクールの課題曲も演奏したんだけど、このコロナ禍になって音楽が止まってしまってできないこと中止になったことが多くある中で、前に向かうメロディに元気をもらいました。
そして一番はピアノの子も声楽の子も大人も関係なく、パーカッションで参加したり歌で参加したりする姿が一番素敵でした。パーカッションを楽しそうに体験している子どもたちや大人の声楽の方がグロッケンをたたいている姿をみると、音楽は純粋に楽しいしどんな人も受け入れてくれるものって感じました。
久しぶりの音楽会と自然に(雪がちらつくくらい寒かったけど)明日への元気をもらいました。
さそってくれてありがとう。
そして、教室のイベントもそういう体験時間になるようにがんばろうと心に誓いました。
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